となりのファンデンベルク in オランダ

身の回りに起きたどうでもよい事を綴るなんでもない日記

ご近所さん

我が家がこの家に引越してきてから1年程が経った。子供が産まれてから会社員ではなくなったので毎日だれかと日本語でなんやかんや話をして、情報交換できなくなるのはなかなかな変化であった。できれば近所に日本人が居たら、、と思ったがそう上手くもいかない(涙)。

メトロが通っているので行こうと思えばロッテルダムにも行けるけれど、やっぱり遠くても自転車ですぐ行ける地域や徒歩で行けるご近所さんが欲しいと思っていたのであーる。

勿論、公園などで遊んでいると自分の子と同じぐらいの年の子はいるのだが、親同士は挨拶程度で終わる事が多い。私もオランダ語だと恐縮して特に自分からは話かけてはいない。英語で話してもいいんだろうけれど、周りから英語は聞こえてこないのでこれまた恐縮している私がいるのである。

そんな中、数週間前に子供を近所で遊ばせていると、同じぐらいの年の子を連れたお母さんと出会った。我が家の裏から、インド語らしき言葉が庭から聞こえてくる事があったので、あ、裏の家族だなと思って話かけてみた。話を聞いてみるとまずはインドではなく、パキスタン出身のファミリーだと言う事が判明。2人お子さんがいて、1人目は学校へいっているが2人目は我が子より1つ上でまだ学校には行っておらずお母さんは専業主婦らしい。この周辺にパキスタンファミリーがあまりいないのよねー、1家族いたけど、UKに引っ越しちゃった。と。

ふむふむ、では私と大体同じようなものねー、と言う事で帰りに電話番号を交換して、後日子供達を一緒に遊ばせる約束をしたのであった。当日は彼女の家にお邪魔させていただき、子供達は庭にあるトランポリンやら滑り台やらテレビを見たりと遊んでいた。親的にも子供には1人で遊ぶより他の子とインタラクトして欲しい。(といっても2歳児や3歳児の遊びは1人で遊んでいる事も多いが)

その日は旦那さんは家から仕事をしていたので、ご挨拶をして、庭でいろんな野菜を育ててて、自分達では食べきれないので野菜持っていく?と聞かれたので色々と頂いた。

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グリーンハウスでなくてもこんなに普通にできるのか、、と感心するほど色々な野菜を育てている。(奥さん的にはもっとお花とか植えて綺麗にしたいらしいけど(笑))。これは自国を出た外人あるあるなのか、パキスタンの野菜も育てているとのこと。(私もオクラやシソの種はあるけど、まだ植えてない。)

そしてこのパキスタンの謎の野菜は2種類。野菜炒めにするとはいっていたが、どうしようか、と思っていたところ1つの野菜はwiki 見てたら日本語の説明もあったから見てとリンクを送ってきてくれた。1つはヘチマ、もう1つはchappan kaddu(英:summer squash)というものらしい。ヘチマと言ったら体を洗う乾燥スポンジのイメージしかなかった私にはちょっと衝撃的だったが、調べたら煮浸しとか炒め物とかができるらしいのでやってみよう。そしてchappan kadduの方は最初現地の人っぽくカレーにしようかと思ったけれど、なんだか色々と面倒くさくなって、肉詰めにした。ここにブイヨンをながし、コトコトと煮た。(出来上がり写真は撮り忘れ。)

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と言う事で話はちょっとずれでしまったが、近所でちょっとお茶ができそうな家族が見つかったという話であった。