となりのファンデンベルク in オランダ

身の回りに起きたどうでもよい事を綴るなんでもない日記

シークレットシンタクラースのラッピング事情

今日は近所のパキスタン親子とプレイデートの日であった。あーだー、こーだと話をしていると、この家族の長男(8歳)の通っている学校でシンタクラースの日にプレゼント交換をしますから、プレゼントを用意してくださいとの手紙が親に届いたらしい。よく話をきいていると、生徒同士がシークレットサンタならぬシークレットシンタクラースになるらしい。まずは各生徒が自分は何が欲しいか、自分の好きなもの、趣味などを1枚の紙にかく。それを先生がかき集め、ランダムに他の生徒に渡して、それが親元に行き、親がそのリストに書いてある欲しい物の中からプレゼントを選び、用意するとのこと。ちなみにプレゼントのお値段は6ユーロほどだと言う。まあ、そこまでは普通にリストからプレゼントを用意すれば良いのだが、ご近所さんが困っていたのはその先であった。

子供の貰ってきた手紙をよく読むと「サプライズラッピング」的な項目があり、プレゼントをあげる子の好きな物や趣味をピックアップしてサプライズでクリエイティブなラッピングをしなければいけないというのだ。しかも彼女はプレゼントはもう用意していたため、そんなラッピングのことはすっかり忘れていて手紙を読み返したら明日がシンタクラースの日でプレゼント交換しますから、今日の14:45までに学校にラッピングしたプレゼントを持ってきてくださいとのこと。。そんな時にうちでプレイデートしてていいのか、、(笑)。わたしにもその手紙を読ませてくれたが、やはりクリエイティブなラッピングをしなければならないとのこと、しかしよくわからん。。なんだ、クリエイティブなラッピングって、、ただのラッピングじゃダメなん?!丁度、家に旦那がいたので、聞いてみるとやはりただラッピングするというよりは、クリエイティブにラッピングをするというのだと言う。。例えばその子がサッカーが好きならサッカーボールの形のラッピングを作り、その中にプレゼントをいれると言う。うーんなかなかハードじゃないか。因みにご近所さんのプレゼントリクエストの紙にはメイクアップ道具かお人形とかいてあり、(ませてるの、それとも子供なの?!笑。そのギャップすげーな)、趣味や好きなこと、物の欄には「gymnastics」「エビ」「バービー」「ママにお金をあげたい」(←確か何かできることがあったら何したいみたいな項目だった)、「何かのアニメ」と書いてあり、2人で考えてみるもどれもラッピングにするのが難しそうだった。。どうするかー、と言って帰っていたご近所さんであった。

後に学校にいった時の他の生徒の親がドロップオフしたプレゼントの写真を送ってくれたが、オランダ人らしからぬ、こんなにラッピングには手をかけるのか!(失礼)。子供にはやっぱり楽しませるのね。と言うような立派なラッピングたち。写真はここには載せないがラッピングで顕微鏡やナイキの靴を作っていたり、サッカーボールもあったし、こりゃーすごいと思ったのと同時にこれ共働きやシングルで子育てしてる人などなかなか時間の取れない人は結構大変じゃないかなあとおもった次第であった。私もその日が訪れるのは数年後ではあるが面倒臭いなと言っている自分自身が想像できる。

ちなみにプレゼントに自分で作った詩を添えるのも習慣らしく、これまたノンダッチにはハードルが高いが、ご近所さんはチャットGPTで作ってもらったものを添えるらしい(笑)

そして彼女はメイクアップをあげるのでメイクアップのラッピングをするらしい。こんなん。

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多分学校には明日の朝届けると言ったらしいから母ちゃんは徹夜だわな。。お疲れさん。