となりのファンデンベルク in オランダ

身の回りに起きたどうでもよい事を綴るなんでもない日記

オランダで蒔絵(マキエ)体験!

先週末にロッテルダムにて蒔絵の体験ワークショップがあったので、行ってきました。私は10時からの回に参加、ちょっと早く着いたのでBlaakのあたりをブラブラして10時ちょっと前に開催場所のお惣菜屋さんに行くと、どうやら私が1番のりだったようで、講師の方が用意してあった蒔絵のパターンとお惣菜屋さんのポスターとメニューをチェック(笑)。しばらくすると他の参加者が到着し、残りの参加者が来るか少々待って、まずは2名でスタートする事に。

写真を撮り忘れてしまったけれど、蒔絵のパターンは5種類くらいあってどれも意味があるという事で説明してくれました。私は麻の葉か青梅波かどちらにしようかと迷ったけれど、麻の葉にしました。

f:id:VDBtonari:20230404184038j:image

まずは講師の方が用意してくれた漆のお盆にパターンが描かれたシートをテープで貼っていきます。この時は2箇所くらい。そして、ボールペンでシートをなぞっていくと、お盆にパターンが描かれるのでどれくらいの力でなぞればよいか等を確認後、もう1箇所テープを貼ってまたなぞってゆきます。意外とそんなに力をいれなくてもお盆に反映されてました。講師の方が定規を貸してくれたので、定規でせっせと。出来上がりはこんな感じ。

f:id:VDBtonari:20230404184047j:image
さて、できあがったら次に描かれたパターンに赤漆をのせていきます。流石にここで定規は使えないので、手書きで丁寧に。

f:id:VDBtonari:20230404184206j:image

因みに色は赤漆か金かを選べました。金の場合は、漆(自分の使っている赤漆とは別物だそう)を塗ったあとにそこに金のせて、蚕で優しくなでてました。こんな感じでやってました。

f:id:VDBtonari:20230404184241j:image

さて、出来上がりはこちら。

f:id:VDBtonari:20230404184321j:image

青梅波を選んでいた方の出来上がり

f:id:VDBtonari:20230404184409j:image

参加者みんな、他人の作品は上手く見えるようでそれは万国共通という事を無駄に確認できました。

この後、漆にもっと味を出すために湿度70%、温度20度以上の環境が必要だそうで、ダンボール箱に濡れ布巾(毎日濡らしてあげる)を入れ、ダンボールをプラスチックバックに入れて1週間ほどすると出来上がりだそうです。我が家は箱がなかったので紙袋で対応。仕上がりが楽しみです。

f:id:VDBtonari:20230404184756j:image
結構楽しかったのでまた機会があったらやりたいなーと思いました。